WQHD(60Hz)出力が可能なUSB Type-Cドッキングステーション

今年の夏頃、PCを買い替えました。 HPのENVY x360 13 パフォーマンスモデルを購入したのですが、軽量モデルなこともありHDMIやDPなどのディスプレイ用の出力端子はついていませんでした。

※ 上記リンクは、当記事で紹介している商品の後継品となります。仕様や性能が記事と異なる場合があります。

そのため、USBからディスプレイ出力に変換する必要があったのですが、自宅のディスプレイがWQHD(2560x1440)の解像度であるため、変換用の機器がWQHDに対応しているかイマイチわかりませんでした。

エレコム ドッキングステーション DST-C01SV を購入

miniDPとHDMIで4K(30Hz)とFullHD(60Hz)の出力が可能という情報がありましたので、この商品を買ってみました。

※ 上記リンクは、当記事で紹介している商品の後継品となります。仕様や性能が記事と異なる場合があります。

WQHDのときに60Hzで動いてくれるのが理想ではあるものの、ゲームをするわけでもないため30Hzでもやむなし、ということで購入に踏み切りました。

結果として、無事60Hzで使えました。

せっかく60Hzで対応してくれているのだから、そういう情報も公式サイトに書いておいてくれればいいのに、と思いましたね。 WQHDユーザは少数派なのかもしれませんが…。

Power Deliveryにも対応

PDにも対応してくれているおかげで、このドッキングステーション側に電源を挿してしまえば、PCにつなぐケーブルを1本減らすことができます。

ただし、私の使用しているPCの消費電力は最大65W、このドッキングステーションが対応している電源供給は60Wなので、少し足りないのですが…。

ただし、最大消費電力で稼働する頻度はそんなに多くないので、実際は60Wで不足となったことは今の所ありません。 (TMPGEnc Video Mastering Worksでの動画編集・エンコード時も60Wで足りました)

PDでの電力供給には、別途以下のような電源・ケーブルが必要です。

現在は、PC付属の電源ケーブルはリビングに、ディスプレイ・ドッキングステーション・PD用のケーブル類は書斎に置いています。 ブログ更新やWeb閲覧などの軽作業時はリビングで、プログラミングなど集中して作業したいときは本体だけ持って書斎に移動。ドッキングステーションのUSB Type-CケーブルをPCに挿すだけで、電源・ディスプレイ・有線LANが使えるようになる、ということでだいぶ手軽に切り替えられて便利です。

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ads.txtを作れというから作ったら文字コードが違うと怒られた

少し前から、Googleアドセンスにログインすると以下のような警告文が出るようになりました。

要注意 – ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。

今回はこの指摘にしたがってads.txtを作ってみたこと、そしてその際に発生した問題に対処したことを紹介します。

ads.txt とは

ads.txt についての詳しい説明は下記のページにてGoogleさんが説明をしてくれています。 ads.txt で認定販売者を宣言する - AdSense ヘルプ

正直わかりづらい文言が多いんですが、ザックリいうとなりすましなどの広告詐欺を防止する仕組みのようです。 サイト運営者にとってのメリットとしてはads.txtを導入しておいたほうが、広告主からサイトを信用してもらいやすくなると言ったところでしょうかね。

ads.txtの対象はドメインごとになるため、レンタルブログサービス等でサイト運用をされている方は自分で対応できない可能性があります。 自前のサーバやVPSAWS,GCEのように仮想サーバまるごとレンタルしている方、FTPやSCP,SFTPなどでファイルの追加が可能かつ独自ドメインで運用している方などが対象となると思います。

ads.txt導入手順

ads.txt はその名の.txtが示す通りテキストファイルです。 これを所定の場所に、所定の書式で設置するだけです。

SSHなどで直接コンソールが触れるサーバであればvimなどで編集、FTPなどでのファイル転送となる場合は手元のPCで作成したads.txtをアップロードしましょう。

ads.txtの設置場所

ads.txtはルートドメインの直下に設置します。

例えば、 https://example.com/ads.txt などです。 https://www.example.com/ads.txt ではサブドメインになるため不適合となります。

Webサーバが Apacheであれば /var/www/html/ads.txt nginxであれば、/usr/share/nginx/html/ads.txt などですね。、 (ドキュメントルートが違う場合は適宜読み替えてください)

ads.txtの書式

ads.txtの書式は以下のようになっています。

ads.txt書式

(1) 広告配信元のドメインGoogleアドセンスであれば、google.comです

(2) (1)の配信元から広告掲載サイトごとに割り当てられているIDです。 Googleアドセンスであれば、メニューの[アカウント]→[アカウント情報]を開くと[サイト運営者ID]として記載されています。 ads.txt ID確認

(3) アカウントタイプ。DIRECTRESELLER の2種類があり、契約の仕方により変わります。 Googleアドセンスの場合はDIRECTが指定されています。

(4) 認証機関で広告システムを識別するIDです。 Googleアドセンスの場合はf08c47fec0942fa0となります。

なお、文字コードUTF-8 で作る必要があります。Windows環境で作成する人は特に注意が必要かと思います。

ads.txtを設置したらチェックサイトで確認

DataSign FE なるサイトでads.txtの書式チェックができるので、設置したらひとまず確認をしておきましょう。 下記のリンクで開くページにチェックしたいサイトのURLを入力するだけなので簡単です。 Ads.txt 管理 | DataSign FE

私はこのチェックで以下のようなエラーが出てしまいました。

”ISO-8859-1″は誤った文字コードです。utf-8で作成してください。

上記のようにUTF-8で作ることは意識していたんですけどね…。

文字コードが違うと怒られた場合の対処

上記のエラーメッセージで検索するとApacheでの対処方法がいっぱい出てきました。

どうやら、 .htaccess に以下の内容を追記すればいいようです。

<Files ads.txt>
AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt
</Files>

ただし、私の使っているWebサーバはnginxなのでこのやり方では対応できません。 対処方法としては、以下のサイトが参考になりました。 オデの日記@WEB系: nginxにデフォルトの文字コードをセットしちゃる

nginxのconfファイルに、以下を追記します。 記載するディレクティブは server, http, location などです。私はserverディレクティブに記載しました。

charset utf-8;

これを追記することで、テキストファイルなどの(HTMLと違い)ファイル自体が文字コードを宣言しないファイルの場合に、レスポンスヘッダに charset=UTF-8 を追加してくれるようです。 それによって、ads.txtをチェックした際にUTF-8として認識されるようになります。

なお設定変更後はnginxをリロードしましょう。

$ sudo systemctl reload nginx

設定変更したら再度DataSign FEでチェックします。 Ads.txt 管理 | DataSign FE

先程出ていたエラーがでなくなれば成功です。

まとめ

以上でads.txtの設置作業は終了です。 文字コードの問題以外は本当に簡単でしたね。

やはりWebサーバとしてApacheに比べるとまだまだnginxは使用例が少ないのか、情報を検索してもApacheのものが引っかかることが多いですねぇ。(nginxってキーワードを無視しないでほしい…)

フェールのミニ五徳で小鍋やミニフライパンが安定!!

ガスコンロで軽量フライパンや小さい鍋を使うとき、鍋本体より取っ手の方に重心が寄っていてガタついた経験はありませんか?

我が家で頻繁に使用しているミニフライパンがまさにそういう状態でして、油を引いて温めている状態だと、本体側が浮いてしまいます。

フライパンの角度を五徳の足に合わせれば多少はマシになるのですが、微妙な差で不安定になったりと面倒が多いです。

これを解消してくれるアイテムに出会ったので、ご紹介します。

フェールのミニ五徳

外観と設置方法

パッケージは下の写真のようになります。

私がホームセンターで見かけたときは、ホワイトしかおいていなかったのですが、ブラックとレッドもあるようですね。 うちのコンロは黒いので、ブラックのほうがマッチしたような気がします…。

使い方は簡単。 このミニ五徳は裏側に多数の溝があるので、その溝をガスコンロの五徳の足にはめるだけ。

設置した写真が以下です。

冒頭のミニフライパンを設置してみたら、ガッチリ安定しており、問題が解消されました!!

問題点

ミニフライパンのガタツキが解消されて大満足、と思いきや問題点もありました…。

それは、ガスコンロの安全センサー(Siセンサー)が火を小さくしてくることです。 このミニ五徳の上に鍋類をおいた場合、センサーを十分に押し込むことができなくなるため、空焚きと認識するのか火を弱められます。(そこまで放置したことはないけど、時間が経つと消火されるかも)

そのため、調理に支障が出てしまいます。 それを防止するために、このミニ五徳を使用するときはセンサーをOffします。 (コンロによってセンサーOff出来ないものもありますし、3口コンロでセンサーOff出来るのは1箇所だけといったものもあります)

当然、安全センサーをOffしているので、通常以上に火元の安全には注意が必要となります。

まとめ

私はこのミニ五徳を導入してから、毎朝の目玉焼きづくりの小さなイライラが解消され、とても満足しています。

Siセンサーによって火を弱められるといった問題もありますが、幸いセンサーをOffする一手間で解消できるレベルなので、実用上の支障にはなっていません。

小さなストレスではありますが、解消されると少し以上のスッキリ感がありますね。