ダンボーのモバイルバッテリーでおなじみのcheeroから、完全ワイヤレスイヤホンの新型「cheero Wireless Earphone Bluetooth ver. 5.1」が出たので購入してみました。
元々、SoundPEATSの左右連結タイプのBlutoothイヤホンを使用していましたが、接触不良なのか、右側の音が小さくなってきて新しいイヤホンを探していたところですので、物は試しとポチッと注文しました。
届いたので早速レビューを書いてみます。
私はあまり聴力が良くないため、音質については記載いたしません。
※ 上記リンクは、当記事で紹介している商品の後継品となります。仕様や性能が記事と異なる場合があります。
購入前に確認したこと
さて、まずは購入前に商品情報から私がチェックしたポイントです。
- 電池の持ち 連続使用可能時間 単体10時間、ケースからの充電含め180時間
- ワイヤレスイヤホンは連続使用時間が短いものが多いなか、単体で10時間は非常に心強いですね。最近は在宅勤務が基本になっており、作業BGM再生用途で毎日7~8時間くらいは使用しているので、10時間持つのであれば安心です。
- ケースからの充電含めて180時間もあれば、電車通勤の生活に戻ったとしても1~2週に1回程度の充電で済みそうなのは面倒くさがりの私にはありがたいです。
- 充電ケースにバッテリーインジケーター
- イヤホン本体、ケースそれぞれバッテリーがどれくらい残っているかが確認できるのが便利そうです。今のワイヤレスイヤホンでは、残量ギリギリになってから音で通知されるのが多少なりともストレスでした。
- このインジケーターについては誤算がありました。後述しています。
- イヤホン本体、ケースそれぞれバッテリーがどれくらい残っているかが確認できるのが便利そうです。今のワイヤレスイヤホンでは、残量ギリギリになってから音で通知されるのが多少なりともストレスでした。
- IPX5防水
- 小雨や汗を気にしなくていいのは安心ですね。
- 充電ケースがモバイルバッテリー機能付き
- 2200mAhと大容量ではないものの、モバイルバッテリーを別で持ち歩かなくてもよくなるかも、と少し期待しています。実際に使ってみて力不足にならないかどうかは要検証ですね。
外観
商品が届きましたので、外観を紹介していきます。
箱
パッケージの表は、パカッと開けるタイプになっています。 閉じるときは磁石で吸着します。
開封したところ
イヤホン本体(左,右), 充電ケース, USBケーブル(type-Aオス to type-Cオス), イヤーピース(SSS,SS,S,L)が入っています。イヤホン本体についているイヤーピースはMサイズです。 白っぽい小袋に、イヤーピースが入っています。
ケースにイヤホンをセット
届いた時点で、ケース側は87%充電が残っていました。 ここで一つ誤算がありました。 イヤホン本体用バッテリーインジケーターですが、充電中を示すように電池マークが1→2→3→4→0→1... と動き続けるだけで、バッテリー残量を示すわけではなさそうです。 (説明書を読んでも見つけられませんでした)
使用感を紹介
では、いよいよ接続して使います。 ペアリングする再生機器ですが、主にPCとスマホの2つを考えています。 それぞれ、以下の機種を使用しています。
※ 上記リンクは、当記事で紹介している商品の後継品となります。仕様や性能が記事と異なる場合があります。
接続手順
初回の接続手順はとても手軽。 ケースからイヤホンを取り出すだけでペアリングモードになります。 あとはPCやスマホから、Bluetoothデバイス検索をするだけです。
上の画像のように、CHE-627-LとCHE-627-R が検出されると思います。 このCHE-627-Lを選んで接続、ペアリングを選択するだけです。 しばらく待つと、自動的にCHE-627-Rともペアリングされ、両耳とも接続された状態になります。 先にCHE-627-Rの方を選んでも、続けてCHE-627-Lがペアリングされますので、どちらかを強く意識する必要はありません。
接続先変更
私は、PCとスマホで同じイヤホンを併用しています。 なので、PCとペアリングさせたり、スマホとペアリングさせたりと接続先を切り替える操作を頻繁に行います。
これを手軽に切り替える機能は、イヤホン側には特についていません。 接続先を切り替える場合は、WindowsやAndroidのBluetooth設定から、切断(あるいはBluetooth無効化)を実行する必要があります。 切断するとイヤホンはそのままペアリングモードになりますので、接続したい側のデバイスの設定から接続を実行すれば切り替え完了です。
対応コーデックは製品仕様に書かれている通り、 SBC/AAC/aptXです。 aptX HDやaptX LLといったaptX系の上位コーデックには対応していません。
片耳ずつ使用する
このイヤホンは通常、片方がマスター、他方がスレーブとなりステレオで使用することになりますが、片方ずつモノラルイヤホンとして使用することができます。(CHE-627-Lと接続した場合は、左がマスター/右がスレーブ。CHE-627-Rと接続した場合はその逆)
ステレオ使用中に、マスター側だけのモノラルに切り替える場合、スレーブ側をケースにしまうだけでそのまま待ち時間ゼロでモノラル使用できます。 スレーブ側だけのモノラルに切り替える場合は、マスター側をケースにしまうだけではありますが、切断→接続の待ち時間が発生します。(概ね5~10秒程度)
イヤホンマイクとして
仕事のSkype会議に使用してみました。 マイクが耳の直ぐ側にあるためあまり感度がいいとは言えません。 だいぶ声を張らないと、通話相手から「聞こえづらい」と言われてしまいました。 この点については、以前使っていた左右連結タイプのほうが使い勝手が良かったです。
バッテリーの持ち
上記で紹介したとおり、スペック上はイヤホン本体が10時間、ケースからの充電含めて180時間使用可能ということですので、数日かけて検証していきたいと思います。
6/17日現在 平日は9~11時間使用(実際には使用していなくても、電源ONかつPC等に接続した状態で放置した時間を含む)、 休日はあまり使わないという生活で、約2週間が経ちました。
これまでのおおよその使用時間は、左耳70時間30分、右耳76時間45分、平均73時間37分 です。 左耳の方が短いのは、左耳をマスター側とすることが多く、マスター側のほうが先にバッテリー切れとなるためです。 連続使用9時間程度でマスター側のバッテリー切れとなりますが、その後反対側だけでの使用が2時間ぐらい経ってもバッテリー切れにはなりませんでした。
平均73時間37分使用した現在、ケース側の充電残量表示は63です。 全体の3分の1少々を使用した状態ですね。 このままの推移であれば、合計198時間59分使えそうです。
まとめ
完全ワイヤレスイヤホンは、初めてですが左右連結タイプのワイヤレスと比べても邪魔っけがなくて快適だな、とやはり痛感します。
一方で、イヤホンマイクとしては上述の通りイマイチだと思いますので、外出中に電話では使えないのではないか、という不安があります。
あとは、ケースに付いているイヤホン本体用バッテリーインジケーターですね。 電池の形して4段階にLEDが切られているから、残量が見れるもんだと思っていたので、少し残念です。 説明書の見落としで、ちゃんと見れるんであればいいですが…。
全体としては、ケースの出し入れで接続/切断/ステレオ⇔モノラル切り替えなどが手軽に行える使い勝手の良さには満足しています。 あとは後日バッテリーの持ちを評価したいと思います。
※ 上記リンクは、当記事で紹介している商品の後継品となります。仕様や性能が記事と異なる場合があります。