サーバの設定変更の関係で、再起動をしました。 再起動後、ブログにちゃんとアクセスできるか確認してみたところ、"502 Bad Gateway / nginx" とだけ表示され、ブログにアクセスできませんでした。
現在このブログが見えている&この記事がかけているということは解決済みということになります。 私の遭遇した原因の対処方法と、原因調査の第一歩を説明します。
間違った初動
初動の対応を間違ってしまいました。何をしたかというと……
ググった。
「WordPress 502」「nginx 502」「nginx wordpress 502 bad gateway」などなど、キーワード色々変えてググりました。 見た目の現象だけでいうとかなり多くの情報がヒットしましたが、いくつか見てみるとブラウザのキャッシュクリアであったり、特定のレンタルサーバ固有の設定変更 であったり、暫く待つだったり、私の現象とは繋がらなさそうな情報が大半でした。
ここで少し冷静になって、基本に立ち返りました。
本来取るべき初動
502 Bat Gatewayなんていう見た目の現象だけでなく、何が起きているか正しく把握することにしました。 つまり、エラーログを見る。
nginxの標準の場合、 /var/log/nginx/error.log です。 見てみると、
2020/03/11 17:35:07 [crit] 1019#1019: *72 connect() to unix:/var/run/php-fpm/php-fpm.sock failed (2: No such file or directory) while connecting to upstream, client: XXX.XXX.XXX.XXX, server: localhost, request: "GET /favicon.ico HTTP/1.1", upstream: "fastcgi://unix:/var/run/php-fpm/php-fpm.sock:", host: "yuuchika.com"
というエラーが複数回出ていました。
原因判明
エラーログの内容で調べてみると、/var/run/php-fpm ディレクトリがないので作るといった解決方法が出てきましたが、今回の場合はもっとシンプルかつ単純な失敗でした。
php-fpmが起動していませんでした。 それもエラーの類ではなく、自動起動設定の漏れでした。
$ sudo systemctl start php-fpm $ sudo systemctl enable php-fpm
これで解決しました。
まとめ
WordPressはいろんな原因で502 Bad Gateway になるからか、求めるものとは違った情報が大量に引っかかります。 見た目の現象だけでなく、ログファイルを確認してそれぞれの現象に合わせた対象方法を調べましょう。
まぁ、基本が大事ということですかね(汗